【2019年1月】ここは徳島県海部郡の山奥。自然豊かで空気のとっても美味しい場所。「この素晴らしい環境で作るキクイモを、みんなに届け、広めたい!」そう決断してすぐ、耕運機を購入。30年以上放置していた敷地のコケを、ひたすら取り除いていきます。

刈り取ったコケを焼いていきます。山から運んだ木々も一緒に燃やします。畑を焼き、地温を高め土壌を変化させることで、雑草・害虫の駆除に効果があります。昼夜連続、夫婦で見張りながら、また、ご近所のみなさんにも協力していただきながら、何十ヵ所も燃やし続けました。

このようにして出た灰を栄養にして畑を作ることを「焼畑農耕」といいます。焼畑農耕によって土はアルカリ性に傾きます。アルカリ性になることで微生物が活発に活動し、病原菌などの予防になります。

【2019年2月】焼畑と耕運機を繰り返し、フカフカのアルカリ畑が完成しました!※アルカリ検査済

手塩にかけて作った渾身の有機肥料。灰、ぬか、籾殻、手作りのルートン、牛フン、鶏フン等々が入っています。

有機肥料はキクイモ成長の要!丁寧に丁寧にまいていきます。(栄養がいきわたりますように...!)

【2019年4月】マルチを張り、種いもを植え付けます。旺盛に育つキクイモは横にも根を広げるため、もっと幅広のマルチにしたほうが良かったかも知れません。

【2019年5月】芽が出て、順調に葉を広げていきます。根元の雑草を抜いたり枯れた葉を取り除いたりと、愛情をもって接します。うしろでは有機肥料の小屋を建築中。

【2019年6月】すくすく育っています。この頃になると何本も芽ができてて込み合ってくるので、「1か所に茎1本」となるようカットしていきます。上に上に伸びるようイメージしながら、バランスよく。

有機肥料小屋も完成し、風景にすっかり馴染んでいます。

【2019年7月】身長を優に超えるほどに成長しました。

菊に似た黄色い花も咲いています。キクイモの名前は由来はここからきているそうです。

【2019年11月】葉や茎が枯れてきたら伐採します。伐採後、キクイモはさらに美味しくなるためのラストスパートに入ります。

【2020年1月】念願の収穫。根元から真上に持ち上げると、黄金のキクイモがほろほろと姿を現しました。なんとも言えない輝きを放っています。

いはらファーム 徳島県海部郡海陽町平井字寒ヶ瀬140-3
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう