【news】書籍化人気ブログ「うちの夫が糖尿病になっちゃった!」に掲載されました!掲載記事はこちら→あの神食材で糖尿病死亡率ワースト1の県を救いたい!とある女性の挑戦...!(他のサイトへ移動します)


いはらファームがある徳島県は、不名誉なことにこれまでに何度も「糖尿病死亡率」全国第一位になっています。そんなワーストワンからの脱却をかけ、本気で立ち上がった主婦が、徳島県の海部郡(かいふぐん)海陽町(かいようちょう)にいました。

海部郡海陽町というところ

彼女の名前は、イハラサヨコ。66歳、専業主婦。サヨコが生まれた海部郡海陽町は、空気と水が美味しい自然豊かな町。中心を流れる海部川は、環境省の調査において「日本で最も水がきれいな川36本の1つ」との認定を受けています。

そして、山奥深くには日本滝百選の1つであり四国一の大滝、轟の滝があります。訪れる多くの人々に「神様の気配を感じられる」と言われる、知る人ぞ知るパワースポットなのです。

鶏肉や鮎も盛んです。徳島には「阿波尾鶏」というブランド地鶏がありますが、出荷羽数は海陽町が日本一を誇ります。また、鮎は毎年6月1日に漁が解禁となり、清流の鮎を求めて県内外から多くの釣り人が海陽町に訪れます。

そんな魅力の多い町ですが、知名度は低く人離れが止まりません。長年に渡るこの深刻な過疎問題を、海陽町を愛するサヨコが何も思わないはずがありませんでした。

すべてはひとつのミスから始まった

とある日の出来事です。「家族全員うどんが大好きなので、ショウガを作りたい」と思い、ショウガのタネを畑に植えたサヨコ。しかし、成長過程で見る芽や葉や花は、ショウガのものではありませんでした。「一体、私は何を植えたのだろう…。」不思議に思いながらも掘り起こすことはなく、10年の月日が流れました。

そんなある日。娘から「お母さん、糖尿病によくて、腸活にもダイエットにもなるって言われているキクイモって知ってる?欲しいんだけどなかなか手に入らなくて」と言われます。すると「キクイモ…?そういえば昔テレビで観て、糖尿病の夫のために私も探したけど見つけられなかったなぁ」とだんだん思い出しました。早速テレビ局に電話で確認し、生産者を訪ねました。

キクイモとの出会い 

はじめて実物のキクイモを見せてもらいました。ショウガにそっくりでした。そしてお話を聞けば聞くほど、家の畑のものと特徴が似ていることに気づきます。
「 もしかして10年前に私は、見た目がよく似たキクイモとショウガを植えまちがえたのかも知れない…。 」
そう思い、家の畑を掘り起こしてみました。するとそこには、まるまる太った正真正銘のキクイモが、待ってましたと言わんばかりに溢れ出てきたのです…!!

これがキクイモ 確かにショウガによく似ている
これがキクイモ 確かにショウガによく似ている

サヨコの確信

家の畑のキクイモを食べてみました。土を洗い、皮付きのままカットし煮込んで味噌汁に入れました。くせがなく食べやすく、ホクホク甘くてとっても美味しい。他の産地のキクイモとも食べ比べてみました。そして思ったのです。

「うちのキクイモが、一番おいしいっ!」

海陽町の美味しい空気、美味しい水が本物だったことを確信したと同時に、「なかなか売っていないなら私が作って、みんなの手元に届けよう」と、心を決めた瞬間でした。

海部をキクイモの里に

キクイモが普及し多くの家庭の食卓に浸透すれば、ワースト県の徳島は今より元気になれるかもしれない。

また、海陽町がキクイモの町として有名になれば、海部郡全体が元気になれるかもしれない。

そんなふたつの夢と未来を託されたキクイモは、「海部キクイモ 」とここに名付けられました。 


いはらファーム 徳島県海部郡海陽町平井字寒ヶ瀬140-3
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう